先生への尋ね方:メール・オフィスアワー・相談の窓口

レポートで迷ったときは、先生に尋ねるのがいちばん確かです。尋ねる前に確かめること、メールの書き方と例、オフィスアワーの使い方、大学の学習支援やライティングの相談窓口、図書館のレファレンスの使い方を紹介します。

このガイドでは、「迷ったら先生に確かめましょう」とくり返し書いています。授業の指定や、どこまでが許されるかは、先生がいちばんよく知っているからです。ここでは、その尋ね方を紹介します。

尋ねる前に、確かめること

先生に尋ねる前に、答えがすでに示されていないかを確かめます。

  • シラバス(授業の計画)
  • 授業で配られた資料や、課題の説明
  • 大学の学習支援システム(LMS)の掲示や、よくある質問
  • 授業中の説明(ノートを見返す)

それでも答えが見つからなければ、尋ねましょう。わからないまま書いて評価が下がるより、尋ねるほうがずっとよいことです。

メールで尋ねる

メールの組み立て

部分書くこと
件名授業名と用件がわかるように(「【心理学演習】期末レポートの字数について」)
宛名「〇〇先生」
名乗り学部・学年・氏名・学籍番号、受けている授業名と曜日・時限
用件何について、何を尋ねたいのかを、具体的に
結びお礼と、署名(氏名・学籍番号・メールアドレス)

例

件名:【心理学演習(月曜2限)】期末レポートの字数について

〇〇先生

心理学演習(月曜2限)を受講している、文学部1年の山田花子(学籍番号 26X0000)です。

期末レポートの字数について、お尋ねしたいことがあり、ご連絡しました。課題の説明には「2,000字程度」とありますが、この字数に、題名と参考文献の一覧は含まれるのでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

山田花子
文学部 心理学科 1年 学籍番号 26X0000
(大学のメールアドレス)

(例の氏名や番号は、説明のための架空のものです。)

メールの注意

  • 大学のメールアドレスから送る:個人のアドレスから送ると、迷惑メールに分けられることがあります
  • 用件をしぼる:一つのメールでは、関係のある用件だけを書く。いくつかあるときは、番号を付けて分けて書く
  • 尋ねることを、具体的に:「レポートの書き方がわかりません」ではなく、何がわからないのかを書く
  • 締切の直前に送らない:返事には時間がかかることがあります。余裕をもって送る
  • 返事をもらったら、お礼を返す:短くてかまいません

締切や提出で困ったとき

締切に間に合いそうにないときは、締切の前に連絡します。理由と、いつまでに出せそうかを書き、延長を認めてもらえるかを尋ねます。締切を過ぎてからの連絡より、前の相談のほうが、対応してもらえる可能性はずっと高くなります(「提出までの段取り」)。

オフィスアワーに行く

オフィスアワーは、先生が研究室にいて、学生の質問や相談を受け付ける時間です。シラバスや大学の案内に書かれています。

  • 行く前に、尋ねたいことをメモにまとめておく
  • 下書きやアウトラインについて相談するなら、印刷するか、画面で見せられるようにして持っていく
  • 予約が必要な場合もあるので、案内を確かめる

対面で相談すると、メールでは伝えにくい迷いも話せます。

大学の相談の窓口

先生のほかにも、レポートについて相談できる窓口が、多くの大学にあります。

  • ライティングセンター・学習支援センター:レポートの書き方について、大学院生や職員が相談に乗ってくれます。下書きを持っていくと、組み立てや論証について一緒に考えてもらえます
  • 図書館のレファレンス:資料の探し方を相談できます(「文献の探し方」)
  • 授業のティーチング・アシスタント(TA):授業によっては、TA が質問を受け付けています

名前や受け付け方は大学によって違います。大学のウェブサイトで確かめてください。

相談で、文章を直してもらうのではない

相談の窓口や先生に相談するのは、自分で考えて直すための手がかりを得るためです。文章を代わりに直してもらうためではありません。受けた助言をもとに、自分で書き直しましょう(「添削とコメントを生かす」)。

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