授業ごとに確かめること:先生の指定の一覧
レポートの書き方には、授業や先生によって決まることが多くあります。書式、序論や「私」の扱い、AI をどこまで使えるか、字数の数え方、共同作業の範囲、提出と再提出など、書き始める前に確かめておきたいことを一覧にしました。
このガイドで紹介しているのは、指定がないときの、一般的な書き方です。授業や先生の指定があれば、それがいちばん優先です。ここでは、授業によって違うことの多い事柄を一覧にしました。書き始める前に、シラバスや課題の説明で確かめ、わからないことは先生に尋ねましょう(「先生への尋ね方」)。
この一覧は、先生が学生に配る確認の表として使うこともできます。
課題の中身
- 課題文の指示(扱う範囲、すること、根拠の条件)(「課題に答える」)
- レポートの種類(説明型か、論証型か、エッセイか、実験レポートか)(「レポート・論文・エッセイの違い」)
- 使う資料の指定(授業の文献を使うか、何本以上か、ウェブの資料を使ってよいか)
- 評価の基準(ルーブリックが配られているか)
書き方の流儀
- 文体(である調か、です・ます調か)(「文体と表記」)
- 「私」「筆者」を使ってよいか(「文体と表記」)
- 序論で、結論の見通しを示すか(「序論の書き方」)
- 見出しを付けるか、付けるならどう付けるか
- 句読点の種類(、。か,.か)(「日本語の組版」)
引用と参考文献
- 引用の書式(APA、学会の手引き、学科の書式、注の方式など)(「引用の書式」)
- 一覧の呼び方(参考文献か、引用文献か)
- 授業の内容や配布資料を、出典にしてよいか、どう書くか
AI の利用
- AI を使ってよいか。使ってよいなら、どの段階で、どこまでか(「AI を使った執筆の進め方」)
- このサービスの AI 添削や簡易評価のような、AI による添削を受けてよいか
- AI を使ったことを、どこに、どう書き添えるか(「AI を使ったことの書き添え方」)
分量と体裁
- 字数(「程度」か「以内」か、何字から何字までか)
- 字数の数え方(題名・見出し・参考文献を含むか)(「ページの設定」)
- 用紙・1ページの字数と行数・余白・文字の大きさ、テンプレートの有無(「ページの設定」)
- 表紙の有無と、書く項目(題名・授業名・氏名・学籍番号など)
共同作業
- ほかの人と内容を話し合ってよいか
- グループで実験や調査をした場合、どこまで共有してよいか(「実験レポートの書き方」)
- 過去に書いた自分のレポートを使ってよいか(「レポートの不正」)
提出
- 締切の日時(何時までか)
- 提出の方法(学習支援システム、メール、紙)
- ファイルの形式(Word か PDF か)と、ファイル名の付け方(「提出するファイルの形式」)
- 下書きの提出や、添削・再提出の機会があるか(「添削とコメントを生かす」)
- 締切に遅れた場合の扱い
評価の基準が配られたら
評価の基準(ルーブリック)が配られていれば、それは先生がレポートのどこを見るかを示した地図です。
- 書き始める前に読み、どの観点が、どのくらいの重みで評価されるのかをつかむ
- 観点ごとに、「最も高い評価」の説明を読み、自分のレポートで何をすればそこに届くかを考える
- 推敲のときに、観点ごとに自分のレポートを点検する(「推敲の確認リスト」)
基準の言葉の意味がわからなければ、先生に尋ねましょう。